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時が止まった街

防災の日・・・・

今日はパパ「シャテニエ」からの報告です。

私「ひな」からの報告はお休みです。

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先月の20日・21日

宮城県へ出かける用事があり その往復を高速道ではなく

一般国道6号線を利用しました。

この6号線は福島県内を通過し、その途中には

5年前の東日本大震災での東京電力福島第一原発事故を受けて

「帰還困難区域」に指定されている地域があります。

現在、一般車両も許可なしに通過のみはすることが出来ます。

ただし、二輪車や歩行者は通過することはできません。

今回、ここを通過する機会があり そこで見た街の状況を

報告したいと思います。

これは、震災から5年経過した現在でも、

手を付けることが出来ずに、地震直後のままの建物があったりと

「時が止まった街」がある事を忘れてはいけない・・・という

思いからのものです。

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国道の路肩には「帰還困難区域」である旨の表示板が掲げられています。

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歩道には雑草が伸び放題でコンビニの駐車場にも雑草が・・・

そして店内は当時の揺れで散乱した状態のまま。

時が止まったd.jpg

国道の両側の歩道も伸び放題の草木で見えません。

道路は昼過ぎ2時頃であるにもかかわらずガラガラ状態です。

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信号機はすべて黄色の点滅・・・

交差する道路(横方向)は、通行・進入禁止なので赤信号にする必要がありません。

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店舗や一般家庭の出入り口には、敷地内に他人が侵入出来ないように

背の高いフェンスが設けられています。

時が止まったj.jpg

時が止まったk.jpg

当然ですが、人影は全く見つけられない・・・

まさに、ゴーストタウンのようです。

ただし、この区域の出入り口には警備員が配置されており

不審車や不審人物が侵入しないかなどの監視はしています。

また、国道をパトカーが往復しながらパトロールも実施されています。

時が止まったl.jpg

地震で崩れた外壁が当時のままで、がれきが撤去された様子もありません。

地震の揺れだけであれば、後日戻って後片付けをできたのでしょうが

放射能汚染心配が出てしまったため、結局戻ることが出来ず

当時のまま時が過ぎてしまったのでしょう。

時が止まったm.jpg

この6号線沿いには、このように店内が当時の散乱したままの

店舗が点在しています。

5年前から「時が止まった街」になってしまっています。

時が止まったn.jpg

時が止まったo.jpg

この区域周辺にはたくさんの作業員宿舎とおもわれる建物もあります。

多くの方々が廃炉や除染作業に従事していることでしょう。

あの大震災から5年が経ち、世間の人々の脳裏からは

少しずつ消えて行ってしまうのでしょうか??

でも、まだまだ このような区域がある事を現実として

忘れてはならない・・・と、私自身は思っています。

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[犬][犬]

[犬]

以上、今回はパパからのお話でした。

次回からは、また私「ひな」からの報告に戻りますね[わーい(嬉しい顔)]

じゃ、また会いに来てくださいね~[るんるん][るんるん]




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